Q. 満月や新月、枠が大きい場所の書き方に迷います。ほめ日記メインに使っていますが、枠が大きいところにはいつも目標を書くようにしていますが、書き方、気を付けたほうがいい事があるのかな、なんて思います。

A. 突然大きな枠がある、というのはムーンプランナーの特徴であり、強烈な違和感でもあると思います。
大きな枠になっているのは「パッと開いただけで新月や半月が直感的にわかる」というスゴロクの大事なコマみたいな意味合いが大きいです。ここは大事な日だなってすぐにわかる。
でも、実際にどの日も同じ大きさの日記や手帳しか使ったことがないと(というかそうでないものがこの世界にはほんの少ししかないわけでして)、非常に迷ってしまうかもしれませんが、それは当たり前の違和感です。

その違和感がすごく大事、じゃないかなって思うんです。

一方的に流れていく社会の時間の流れ方にちょっとだけ逆らう、小さなささくれみたいな感覚です。それが新月と満月と半月に発生する仕掛けです。

使い方は自由です。なので、ちょっとしたおすすめは「日付にとらわれないで、そのページ全体のテーマや目標を書いてみる」ということです。
いつもの大きな目標ではなくて、この期間だけの小さな目標です。
この新月から満月まではウキウキ気分でいきたい、とおもったらウキウキ気分な絵柄のシールをペタリと貼ってみたり、ここは節制して週末にだけおいしいケーキを食べようと思ったら「STOPコンビニ、GOデパ地下」みたいな標語を書いてしまう。とか。新月欄&満月欄は、その枠内に書いたことは何でも叶うぐらいのイメージ、日付に関係なくこのページ全体に影響力があるというイメージで使うと、急にドラマチックなうねりがページ全体に生じできます。

もうひとつは「その見開き1ページ全体の振り返りを新月欄&満月欄に書き込む」ということです。自炊してお弁当を持って行った日が何回あったとか、ランニングした日は何日間だった、という結果を書き込んでみる。これも楽しいです。一週間だとイマイチできた感じがなくても、約二週間ほどの期間だと、忙しいなりにいろんなことができてるなあと実感できます。
大事なポイントは、「その日」ではなく「その期間」のためのスペースだという感覚がどこまで持てるかという事です。

半月欄はページによっては通常サイズの場合もありますが、大き目の時は、折り返し目標を書いたりが定番かなあと思います。半月が来る前に、最初に気になることを書きこんでおくのもアリです。
でも、「単純にスペースが大きい枠」として空白で取っておいてもいいと思うのです。月のターニングポイントであることが一目瞭然ですから。
正しい書き方があるはず、全部を埋め尽くさないとよくない、みたいな考え方はしなくてもいいと思います。

あとはメモ欄程度に考えて、気軽に日付と無関係な事を書き込んでみて下さい。ページ一枚を全面で使う感覚が、時間感覚を点から面へ広げてくれます。

普通のカレンダーや日記では、時間は点もしくは線で動いています。けれど、時間感覚はもっと多重的だったり多面的です。ムーンプランナーは、太陽の時間のカレンダーに月の時間の枠を取り入れることで、線を面に広げる仕掛けになっています。

さらに新月欄&満月欄を「日付に関係なく書く」行為はより小さな枠を飛び出し、広い面で時間をとらえる助けになります。
時間を点から面へ広げる不思議な感覚をつかむ手助けのために、新月欄&満月欄はあります。でも、別にそんなふうに使わなくても、害はないので心配はしないでくださいね。

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