新月の願い事のタイミングになると出てくるお悩み。

「時間を過ぎちゃったと思うんだけど、まだ書けてない」
「前と同じことを書いてる」
「いつまでに書けばいいの」
etc etc

こんなお悩みが寄せられたり、つぶやいているのを見るにつけ、どうしたものかと思っていたのですが、ついに心の鬼教官が出てきてしまいました。

「願い事」の鬼教官。
願いを叶えるためには手段を選ばない、どんな無茶も要求し、恐ろしく厳しい鬼教官です。

この鬼教官、願いを叶えるためには手段を選びません。

もしここで「悩みたい、言い訳をしたい」というのが願いだと教官が判断した場合は
「悩み方が足りないっ!!そんなぬるい悩み方で満足なのっ??」
「言い訳が少ないッ!!もっとはっきり強く言い訳しなさい!!!」
と怒鳴られまくる事になります。

でも普通、願い事って「悩みたい」とか「言い訳たくさんしたい」なんて事はありませんよね。
もっと「こうなりたい、ああなりたい」と楽しい気持ちというか、うっとりするような、もうキャッキャうふふする感じじゃありませんか?

それなのに、願い事を書くことを悩むためにやっているケース!よく見られます。

鬼教官は、手段を選びません。
現実問題、ちょっと厳しい願いじゃないのかと思っても、手段を選ばずせめてきます。

「お金が足りないから、実現しない?知った事じゃない!!お金がないからって実現できないなんて言い訳は許しません!!
「実力不足??だからなに?実力はこれ以上伸びないけどそのポジションが欲しいんだったらもっと本気でポジション取りに行きなさい!!!実力伸ばしているヒマなんかないから!!!」

鬼。

鬼教官にとっては手帳とか、願いごとを書くことさえどうでもいいのです。

さらに言えば、問題を解決することとかもどうでもいいのです。
そんなことと、願いを叶える事は無関係。

願いを叶える事は、鬼教官にとっては絶対の命令です。
事情も都合も完全に無視。

言い換えますとね、この鬼教官が無意識とか潜在意識と言われているものなんですね。
いや、その入り口にいる存在。
本当の潜在意識的なものは、もっと大きな軍隊みたいな感じです。

なんかこう、なんでも願いを叶えてくれる魔法使いみたいなイメージを持たせる自己啓発系の本がたくさんあって、そういうのを読んだりするとふんわりしたイメージを持ってしまいがちですが、実際の潜在意識的なものって、ものすっごい強大で絶大で、反論も口答えもできないし、したら殴られます。(実際に殴られることはないけど、こっちの言う事は絶対聞いてくれません)

ただし、ちゃんと命令を持っていけば、鬼教官がどんな手段でも叶えてくれるように鍛えてくれます。

願い事をするのは、伝令兵をだすようなものです。
(本当の事を言うと、実は軍隊からその伝令が上がってきていて、それをもう一度伝えに行くという状態なんですけど、ここはめんどくさくなるので「伝令兵をだす」とさえ思っていればいいと思います)

ヘタな伝令兵をだすと、「そうか!今回の指令はたくさん悩む体験をする、という事だな!」「言い訳をたくさんする、という事だな!」となって、なぜこんなことに( ;∀;)という状況になっていきます。

でも、ここでちゃんと鬼教官に正しい願いをつたえて、立派な伝令兵になれるよう鍛えてもらえると、強力な大軍に指令を届ける事ができるようになる、というイメージです。

普通の生活では、事情や都合を考え、いろいろやりたいこともあきらめたり、グッと我慢したりします。
ところが、鬼教官にはそういう事情や都合は通じません。
そのくせ一番のサポーターで協力者で、すべてを助けてくれるような存在です。
だから、その無茶ぶりに、戸惑う事も多いのです。
その戸惑いが疑いとか迷い、あるいは不安ですね。

そして悩めば解決できるという、思い込み。
苦労したらうまくいく、という思い込み。

これらがやってきます。

つまり、一番最初の、新月の願い事を書くときに噴出してくるお悩みです。

で、すごーく悩んでツラい気持ちになりながら願い事を書く、という事になっていき、それがループし続ける。
なぜなら「悩んでいたい」「悩んで書けば願いが叶うに違いない(だって一生懸命やってるってことだもの)」という伝令が出てしまっているからです。
鬼教官も「よし!もっと悩め!本気で悩めーーー!!!コラ悩み足りてないぞ、やる気見せろー!!!」と無茶ぶりをだしてきます。

ここら辺の事を、ブロックとか、気づきとか、魂の声とか、前世がとかいろんな言い方で、いろんな流派がいろいろやっているので、興味があれば見てみるのもいいと思います。

でも、とりあえず!

願い事を書くときには絶対に悩まない!!!

これだけ守っておけばいいと思いっています。

悩むために願い事を書いてはいけません。キャッキャうふふが最優先です。

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