上弦の月になったので澱引きをしてみます。
2日間ほど冷蔵庫で澱を落ち着かせていた新月仕込みのシードルは、底にうっすら白い粘土のような、小麦粉のようなものが沈んでいます。
これが澱だそうです。
澱が入らないように、上澄みだけを別の容器に移す方法で、澱引きをしたいと思います。
やり方は、そっと澱が入らないように別の器に上澄みだけを移します。
そして容器の底に残った澱が、こんな感じ。
発酵の実験手作りシードル #新月仕込み 上弦の月の日に澱引きをしました。取り除いた澱は意外に少な目??この底に溜まった白っぽいものが澱です。さらに2日ほど寝かせてからビン詰めします。 pic.twitter.com/5wskbmlGLG
— ムーンプランナー【公式】 (@moonplanner) 2015, 4月 26
想像していたより、澱は少ないように思いました。
教科書にも少ししか写真がないのでよくわかりませんが、もしかしたら満月仕込みのほうが澱が多く出るのかな?などと予想しています。
さらに二日間寝かせて、二回目の澱引きで出てきた澱はこのくらいの量。
二度目の澱ひきではこのくらい取れました。一度めと同じくらいかも? #新月仕込み pic.twitter.com/m7Bn2Z9Mk6
— ムーンプランナー【公式】 (@moonplanner) 2015, 4月 29
澱は発酵を終えた酵母のかたまりで、死んだものや眠っているものだそうです。雑味のもとなので、お酒造りでは澱引きは必須工程。
ワインやビールでは必ずあるみたいです。
この澱は、ビールでいうとビール酵母。エビオス錠なんかのサプリメントにされるくらい栄養は優れているそうです。
なので、澱は殺菌消毒したガラス瓶に保存しておきます。
(これで再度シードルを作ったり、パンを焼いたり、糠床に混ぜるといいとかいう噂が……)
残る工程は、ビン詰め&プライミングです。