ムーンプランナー式新月の願い事

新月に願い事を箇条書きにすると叶いやすい!という噂を聞いたことはありませんか。
実はこっそりずっとやっているという人も多い、新月の願い事。

単なるおまじないと一蹴してしまうにはもったいない力がこの新月の願い事にはあると思います。
これはPDCAに代表される「計画・実行・見直し」や、「現状の棚卸」「自分の願いの進捗状況の把握」にもなるとても有効なワークなのです。
(より詳しい満ち欠けにあわせたPDCAのやり方はこちらの「満ち欠けPDCA」ページがおすすめです)
それに、ちょっとおまじないめいた楽しさがあります。
仕事のように「今までの経過を報告し現状の把握と反省点を洗い出して…」といわれるとウンザリしてしまうけれど、「新月の時間になったら願い事を10個書き出すとどんどん叶っていく!」と思うだけで、心の向きが変わってきます。

このページではムーンプランナーブック<ルナ>から抜粋してムーンプランナー式の新月の願い事の基礎をまとめてみました。

○新月時間を過ぎたら書く
新月は日にちではなく、時刻で見ます。ムーンプランナーの新月欄に書かれている時刻が新月時刻です。この時刻までは月は欠けていく時間なので、新月時刻以降の満ちていく時間に入ってから書くことが重要です。時間は4時間~8時間以内が特に有効、最長48時間以内。時間を守ることも大切なポイントです。

○2個以上、10個以内の箇条書きが推奨
ひとつしか願い事がない場合は、それが叶ったらどうなるかを追加で書き添えておきます。(どうしても箇条書きにならない場合は、文章調でもよいと思います。書かないよりは書く!)

○主語は「わたし」であること
当たり前ですが、願い事を書くことで他者をコントロールすることはできません。
「子供がもっと素直に言うことを聞いてくれますように」という願いは難しいけれど、「子供がもっと落ち着いて生活できるようなサポートができるわたしになりたい」という願いはOK。願い事の主体は、いつでも自分自身です。

○文体はどんなふうに書く?
「願い事がすでに叶った形、完了形で書く」ということがあちこちで推奨されていますが、無理にそうしなくてもよいと思います。完了形にしようとすると言葉がおかしくなってしまうという場合は、自然な言葉を使う方がよいでしょう。
最後に「この願いはすべて叶いました、ありがとうございます」と書くのを勧めている人もいますが、そう思っていないなら無理に書かなくて大丈夫。
追加するとしたら、「願ったことが全部ちょうどよく叶いますように!」「願いが叶っていくことをしっかり受け止め、たくさん喜べますように」など願いが叶った後の願いや、どんなふうに叶ったか(あっさりとか、すんなりとか)などを付け加える方がしっくりくる人の方が多いかもしれません。

○アファメーションにこだわる必要はなし
アファメーションとは肯定的断言、または宣誓。よいセルフイメージを潜在意識に植え付けるための肯定的な宣言手法といわれています。
アファメーション形式でもかまわないと思いますが、特にそれにこだわる必要もないです。その方が気分がいいという人はアファメーション形式で。無理に「願いを叶えるための文章にするぞ!」と自分を歪曲するよりも、自分の中のもっとも素直な気持ちに触れるような言葉で書く事を心がけてみるほうがおすすめです。
それが出来るようになってから、願いが叶う文体を取り入れていけたらいいと思います。またアファメーションを別に行うのもよいと思います。

○ボイドタイムについて
新月から48時間以内のボイドタイムは「無効」の力が働くとされるので、書かない方がいいという人もいますが、気にしない人もいます。(個人的にはボイドタイムを避けて結局願い事を書かないよりも、ボイドタイムでも書くという事実の方が強い力をくれるように感じます。避けられるようなら避ける、程度で十分だと考えます。そのためダウンロード版でボイド入りのものを販売していますが、通常版には記載がありません)

○お気に入りの文具をつかう
一説にはピンク色の紙に書くと叶う、ピンクのインクがいいなどとも言われていますが、まずは「自分が大好きなものを使う」ほうが強い力になります。あるいは、願い事専用のペンを使う、願い事の種類によってインクの色を変えるなど自分ルールを作るほうが、「あなたにとっての効果」は強くなります。

○ノートに書く?手帳?便箋?
なにに書けばいいか、ということですが、これもお好みでよいと思います。専用の「願い事ノート」を用意する。専用の紙や便箋を用意して使う。ムーンプランナーの新月欄に書く。いろいろな選択肢があります。使いやすく、気持ちがのるものがおすすめです。

○書いたあとは?
きちんと取っておく、叶ったら燃やす、など様々な方法が言われていますが、ある程度の期間は取っておける事がよいかと思います。あとで見直すといくつも願いが叶っていることに気づけるからです。
書いたら忘れてしまう事を推奨する人もいますし、毎日目に付くところにおいて見直す事を推奨する人もいます。つまり、どちらでもかまわないということです!(あまり人には言えない事をたくさん書いている場合は、自分だけが見える場所で保管しましょう)

2015luna

詳しくはムーンプランナーブック<ルナ>にまとめています。特に、「いつも同じ願い事をしてしまう」「願い事を叶えるためにもう少しできる事がある気がする」「叶わない願い事の分析方法」など、お悩み対策もしっかり書いています。

 

 

おすすめ書籍

[魂の願い]新月のソウルメイキング ジャン・スピラー (著)
この本から日本で新月の願い事ムーブメントが起こりました。すでに10年以上前に出版されていますが、今でも根強い人気です。
内容も占星術に則った詳しい解説があり、情報量も多いです。ある意味これ一冊で完璧な内容。
ただ、専門的な切り口で書かれているので、理解するのがなかなか難しい部分があります。また例文がとても多いのですが、それに引きずられて本来の自分の願い事をすっかり忘れてしまう事も大いにありうるので、ここに書かれた事はあくまでおまけだと思う視野の広さを持って読むことも大切なことだと思います。

ムーン・マジック  岡本 翔子 (著)
翻訳本の文体が苦手という方には、こちらの西洋占星術の日本での第一人者でもある岡本翔子さんの著書がお勧めです。
こちらも星座ごとの願い事例がたくさん載っています。
ただ、やはりここに書かれたものはあくまで例なので、その通り書こうとすると違和感があることも多いと思います。たくさんの良さそうな願い事例を見ると、自分の本当の気持ちがわからなくなってしまう事もあります。そういう事を忘れずに、自分にない語彙を増やすために参考にするにはとてもいい本だと思います。

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