6/3(水)は射手座の満月でした。天気も良く、数日大きな月が見えた地域も多かったようです。

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満月周辺になりまして、植物の水分が上に上がって、実はずっしりジューシーに、葉物は肉厚でみずみずしくなる時期と言われています。ヒョロヒョロしていた夏野菜の苗が、とんでもない成長っぷりを見せてくれています。

特に苗からしてとげとげしかったキュウリが……。

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一瞬、ゴーヤかとおもいましたよね。
いいえ、キュウリです。

それにトゲがすごすぎて、手袋なしでは触れません。

重みもすごくて、今回取れたはしりのキュウリは、お世話になった方に差し入れたのですが、持っていく間も袋が重くて重くてびっくりしました。
まだ小さいキュウリがびっしりついているんですよね…。
どれだけキュウリ三昧になるのかしら。
とりあえず、初めて糠床を作ってみたのでぬか漬け待機です。
半分は干しキュウリにして、炒め物にしようかなと思います。

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丸ナスもひとつとれました。後ろにピーマンと、春菊も映ってます。春菊はサッと湯がいてみましたが、香りが強くて柔らかくてエグミがほとんどなく、おいしかったです。

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楽しみにしていたニンニク!これは匂いがすごすぎて、大変でした。
本当はもう少し月が欠けた下弦の月とか、新月頃に取るのが土の下の野菜のセオリーですが、一部茎から腐ってしまいそうな部分があったので、急いで収穫しました。まだ半分ほどは土の中なので、もう少ししたら収穫です。
なかなか手に入らない生ニンニクなので、とても楽しみ!

野菜というか、植物、自然相手の事って、本当にこっちの都合とかおもんぱかってくれないんだなあと思います。
急に暑くなったら、急に伸びて、支柱が追いつかないとか。
土日じゃないと畑にいけないのに、どんどん実がなっちゃうとか。

月の満ち欠けも、どのようにリンクしているのか、まだ実感できるほど植物と向き合えていないのですが、「勝手に生きている」感じをヒシヒシと感じます。その勝手さをこちら人間が勝手に組み替えるというのは、そう簡単ではないという事、むしろ彼らに寄り添っていくほうが楽に欲しい結果が得られるという事を、なんとなく感じるのです。

一歩下がって、人間も自然の下にあると思うと、自分でなんとかしようとするのではなく、環境に「育ててもらう」のも大事なのかなあと。かといって虫に食われるのを黙って見ている必要もないので、やっつけられる事はやっつけて、戦える範囲で戦って、でもほとんどは勝手に進んでいく。

意外にそんなもんなのかも、しれません。