後半分を販売し始め、発送が始まって多くの方の手の中に手帳たちが届きました。

それはもう、こちらが思っていた以上に短い期間で多くの方からご注文頂いて、大慌てです。
ありがとうございます!

Twitterではお買い上げの方のお声もたくさん聞こえて、一部をまとめさせて頂きました。
「ムーンプランナーをお買い上げの皆様の反響」

しかし、ムーンプランナーは、奇妙な手帳です。
これと言って特別な仕掛けがある訳ではなく、単純にページが新月か満月から始まるだけなのですが、これが毎日月曜日から始まるフォーマットに慣れている人には違和感がすごいと思います。
(作り手のわたしも、後半分の試作品をペラペラめくってめまいがしました)

そもそもこれを作り始めたきっかけは、わたし自身が土日仕事で通常の週間フォーマットが使いにくい事が理由の一つでした。
現在はムーンプランナー製作販売とは別に、きっちり暦通りで月末月初が忙しいという事務の仕事をしています。(まだまだ手帳だけでは生活していけません)
そういう生活から考えると、ほんとに「言ってることはわかるけど、脳が理解できない」みたいな感覚になります。

当然、使い方がわからない!使いにくい!という感想をお持ちの方も、絶対絶対多くいらっしゃると思います。

そんな方のために、今わたしからお伝えできる内容をちょっとだけまとめてみました。
ムーンプランナー慣らし運転のヒントです。

 

(1)仕事のスケジュール管理とは分けてプライベートなことを書く

仕事はどうしても月末月初や曜日といったものにしたがって動いていきます。なので、そこは戦略的なスケジュール帳に任せて、日記や買い物メモをちょこっと書いていくことで慣れていきます。洋服や化粧品を買った事とか、行ってみたかったカフェやお店に行ったこと、美容院のタイミングなど、ちょっとうれしいけど仕事のスケジュールに書くには無関係過ぎることを書いたりするイメージ。

(2)過去のページにも書いてみる
3/31から始まっている手帳の前のページにも、大きなイベントがあったことを振り返って書き込んでみます。この日に移動になって部署が変わったとか、子供が入学式だったとか、そういえばここで親知らずを抜いたとか、振り返って思い出すことを過去のページに書いてみます。
「あ、この日は満月だったんだ!」「そういえばお誘いの電話をもらったのは新月の後だったっけ」など、あなただけの思わぬリンクが発見できます。

(3)未来の予定も書いてみる
これから予定されていることが、すでにいくつかある人は、それを先に書いておきましょう。
もし日時が確定していないけどこの辺、というのがあれば、その期間のページの新月か満月の日の枠の中に書きます。広めの枠はメモとしてもつかえます(日付のあるスペースにメモをするの最初は違和感があると思いますけれど)。あとで消せるような筆記具や付箋なども駆使してみてください。

(4)生理周期・体調の記録
女性の体調は、かなりの部分ホルモンの波に振り回されています。それと月のリズムは関係が深いとの伝承は昔からあります。実際に自分のリズムはどうなのか記録してみるのも面白いと思います。特に手帳の最初のページにあるサマリーで生理期間を把握するとリンクがわかりやすいとおもいます。
また、妊娠を希望するひとにも月の満ち欠けの影響がよい後押しになるといういわれもあるので、そんな方や出産して間もない方の記録にもよいのかもしれません。

 

 

よく聞くお声としては「最初はなれなかったけど、なれたらとても心地よい」ということをよく耳にします。

わたしとしては、ムーンプランナーは月のリズムの通りに生活することを目的として作った手帳ではなくて、「普通に生活していたけど、そういえば月のリズムとうまい事リンクしていたな」とあとで気づくくらいのライトさで丁度いいとおもうんです。

がんばって使いこなそうとしないでいい手帳。
がんばってないんだけど、なんかすいすいとうまくいく手帳、が目標です。

でももっと頑張ってグイグイ行きたいんです!という方もいらっしゃると思うし、わたし自身もこれを使ってものすごーくうまくいったので、戦略的なムーンプランナーの使い方は、次回書きたいと思います。